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周りに飲まれない!グループディスカッションのコツとは

グループディスカッションとは

グループディスカッションをした経験はありますか?
グループディスカッションは、いまや就活で多くの企業が面接に取り入れている方法です。

企業の人事はグループディスカッションを学生にさせて、どこを評価しているか気になると思います。
押さえておくべきポイントさえ知っていれば、対策を考えることもできます。

求められる主体性

グループディスカッションでは、出題された問いについて、グループとしての最善の答えを導き出すことが目的とされています。
グループ主体となって取り組む際の、グループの一員としての個人の姿勢を見られていることを意識しましょう。

ここでは、課題をちゃんと飲み込み、自分個人としての意見が出せるかどうか、問いに対する答えを真剣に導き出そうとする意欲を見られています。
つまり、グループの中にいても、個人としての主体性の有無を感じられるかどうか、という点に注視していることになります。
同調するばっかりで、主体性のない意見を延べていては、意欲なしと判断されてしまいます。

協調性・チームワーク

協調性をもって、グループを成功に導こうという意識があるかどうかも、グループディスカッションをする目的の1つです。
1人和を乱すような言動をしていると、協調性がない、チームワークを乱す存在として問題視されてしまうでしょう。
ディベートではありませんので、話し合いをしながら、グループとしての答えを見つけなければいけないのです。

そのためには、お互いの意見を尊重しつつ、折り合いをつけたり、より良い意見を出し合うことが大切です。
自分の頭で考え、グループ全員が納得して賛同する答えを導き出すことにグループディスカッションの意義があり、全員の協力が不可欠です。

自己主張や否定ばかりでは低評価

グループディスカッションを企業が導入する意味や目的を知らずに参加し、的外れな対応をしてしまうと、低評価を受けてしまう可能性があります。
グループディスカッションにおいて、低評価を受けやすいケースについても知っておきましょう。

まず、グループの取りまとめ役を行い、意見の整理を行うだけで、自分の意見は全く言えていないケースです。
このケースでは、自分はイケてると思っても、実際には企業側からすると、主体性がないという判断が下る恐れがあります。

逆に、リーダーとなる人の二番手に徹することで、ただリーダーの意見に同調しているだけのように見えてしまうケースも要注意です。
最後に、批判や指摘をするばかりで、チームとしての答えを見出そうという協調性の姿勢が見られないケースも、意見がないだけで他人の批評ばかりという悪い印象を与えますので注意しなければいけません。

< 参考サイト >
グループディスカッションとは?流れやポイントを紹介