なぜ就活は必要なのか
就活は誰もが大学3年生以降に当たり前のように行っています。
しかし意外と理由はわかっていないものです。
就活をする理由を知っているかどうかは採用の可否に大きくかかわってきます。
思うように就活が進まない人は企業研究や履歴書作成の前に、今一度原点に立ち戻って就活を刷る理由を考えてみましょう。
企業が大学生を採用する理由
どの企業も既卒だけでなく新卒の大学生を採用します。
新卒の大学生を採用するのはどの企業も人材を必要としているのが理由です。
企業は人材がいないと企業活動が成立しません。
そのため自社で働いてくれる人を必要としています。
ただし働いてくれるのは誰でもいいわけではありません。
できるだけ自社にとって戦力となってくれる人が望ましいです。
そこで選考をして自社に合う人を探しています。
とはいえ新卒で社会経験がない人を選ぶ際に自社の戦力となるスキルを持っている人はほとんどいません。
新卒については自社に特化したベテランを育成するために人選をしています。
そのため実践的なスキルがなくても企業に合った性格や企業への理解がある人を吟味するために採用試験や面接があるのです。
新卒の就活で求められる人材
新卒は大学生の間にどのようなことをしていたかが問われます。
大学生は自由な時間がとても多いので人によって過ごし方が全く違うものです。
サークルやバイト、飲み会など様々なことをしています。
自由な時間に何をしているかは人によって違うため、どのような時間の使い方をしているかをみて学生のことを判断するのです。
自由度が高いからこそ質の高い学生生活にするのも、何も残らない学生生活にするのもその人にかかっています。
学生の間に何か結果を残すことができている人はどの企業も注目しますし、採用したいと思うのです。
そこで学生時代の間に有意義な時間を過ごしたエピソードがあるかどうかは採用の可否に大きくかかわってきます。
資格を取得したり、語学を学んだり、留学をしたりといった学術的なことだけではありません。
海外旅行にたくさん行っていたり、バイトやサークルに打ち込んでいたりしても良いのです。
とにかく学生時代に何かを頑張っており、その結果として得たものがあれば十分アピールすることができます。
アピールする際にはただ頑張った、ということではなく明確な根拠があることが望ましいです。
そこで「海外旅行に○○国訪れた」「サークルの代表を務めた」「アルバイトでリーダーになった」といったものがあると伝えやすくアピールポイントになります。
このようなアピールポイントがなかった場合には最低限の能力や誠実さをアピールすることが大切です。
履歴書作成も丁寧な字で書いたり、言葉をしっかりと選んで伝えるように心がけたりしましょう。