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安いだけでない!?学生寮で暮らすメリット

学校に近い

大学進学を決めたら、まず考えなければいけないのは、どこから通うかということです。
実家から通える距離ならいいですが、多くの学生が進学を期に実家を離れ、1人暮らしを始めることとなるでしょう。
期待と不安を胸に、部屋探しが始まるわけですが、学生生活においての居住空間というのは重要なウエイトを占めますので、長く暮らすことを考えて慎重に考える必要があります。
大学近くのマンションやアパートを賃貸したり、最近ではシェアハウス、学生マンションも人気ですが、他にも学生寮という選択肢もあります。

学生寮で暮らすメリットは、やはり学校に近いということと、家賃が安いということです。
たいていどの大学の学生寮も、大学近くに設けられていますので、徒歩圏内とは限りませんが通学に便利な立地です。
朝もゆっくりできますし、通学にかかるストレスがないため、学業に専念できます。
そして家賃ですが、数千~数万円と大きく幅はあるものの、一般的に同じ広さ、同じ立地にある物件の相場よりは安く設定されています。

友人ができやすい

学生寮に入った当初は誰も知らない状態でも、寮生活で同期や先輩と過ごすうちにすぐに友人ができます。
マンションやアパートでは1人だけの空間で自由ではありますが、1人暮らしを始めた頃は不安がいっぱいで、ホームシックになりやすいデメリットがあります。
その点学生寮なら、いつでも寮内には誰かいますので、1人暮らしの寂しさを感じることもなく、最初の不安はすぐに吹き飛んでしまうことでしょう。

学生生活のほとんどの時間、苦楽をともに過ごしていく中で、深い絆が生まれることも多く、生涯付き合える友人に出会える可能性もあります。
一緒に勉強すれば、わからないことを教え合うこともできますし、お互い刺激を受けつつ叱咤激励しながら成長していくこともできます。
親にも言いにくいような何かトラブルや悩みを抱えていても、相談できる友人が側にいる環境は、学生寮の特権と言えると思います。

食事付きの寮も多い

大学によっては、食堂が設けられていて、安く食事ができる学生寮もあります。
1人暮らしだと両親もちゃんと食べているかと心配になることもありますが、寮に食堂があれば安心です。
外食ばかりでは生活費の負担になりますし、栄養も偏りがちになって健康にも良くありません。

とはいえ自炊は手間もかかりますし、料理が苦手な人は結局コンビニ弁当やスーパーのお惣菜などで済ましてしまう可能性があります。
食堂付きの学生寮であれば、安くボリュームがあり、栄養もある程度考えられたメニューとなっていますので、お財布に優しく、美味しく健康的な生活を送ることができるでしょう。