図書館の活用方法
学生にとって、図書館は利用価値の高い便利な施設です。
資料を閲覧し放題ですし、夏はクーラー、冬は暖房がきいていて、静かで快適なフリースペースが提供されています。
自分では買えないような高い参考書や貴重な資料、いまや絶版になってしまった書物もきちんと管理されていますので、本好きにとってはたまらない空間だと思います。
本好きではなくても、たくさんの本に囲まれた知的な雰囲気に触れることで、勉強意識を高めることにも繋がることでしょう。
大学の図書館は、一般の図書館と違い、環境が良いことが特徴です。
大学のキャンパス内には緑があふれ、勉強意欲に溢れた学生たちが利用し、知的な雰囲気の中で本を読んだり勉強をすることで、より集中力を高めることにもなるでしょう。
なにより学部で必要とする資料や参考書が充実していますので、講義やレポート、研究のために必要となる資料が見つかりやすいので、自校の図書館はおおいに活用するべきだと私は思います。
もしも自校の図書館にない書物が必要な場合は、その分野に強い大学の図書館を利用し、使い分けると非常に便利です。
読書をするメリット
近年、若者の活字離れが問題になっていますが、読書から受ける影響や効果は絶大です。
読書にデメリットはない、と私は考えています。
読書が苦手だという学生は、必ず自分のためになりますので、ぜひ図書館でどんな本でもいいので手にとってパラパラとめくってみてほしいと思います。
読書をする最大のメリットとは、知識や語彙力が増えることです。
今はなんでもかんでもすぐにネットで調べれば情報が手に入る時代ですが、その情報は正しいものか、またどのように活用するべきか、知識がないと判断できません。
情報社会を生き抜くためにも、知識を増やすことは必須なのです。
知識が増えれば考える力がつく
疑問や課題がなければ「考える」という行為は生まれません。
知識が増えれば増えるほど、「なぜ」という疑問やそれに対する「解決」を見出すために、人は考えるようになります。
自分の知識では足りないと感じれば、「調べる」ようになり、さらに知識が増え、より深く広い分野に渡って情報を積み重ねることができるようになります。
知識があるだけでは意味がなく、知識を使ってどうするかが問題になります。
読書をすることで、「なぜ」と感じる機会が増えるようになれば、自ずと思考力も高まっていくのです。
知識の宝庫である図書館なら集中力も高まりますし、自宅やカフェで勉強するよりも、知識欲、思考力を向上させるスピードを意識的にアップさせることができるでしょう。
最近本を読む機会が減ったという学生は、今日からでもいいので図書館へ足を運んでみてください。
せっかくの施設を使わない手はありませんし、本から得るものは一生の財産となることでしょう。