フレームワークを使いこなそう

フレームワークとは

マーケティングの戦略や企業の戦略を考える手法の一つにフレームワークがあります。
フレームワークは枠組みや構造、骨組みといった意味です。
コンサルティング業界で課題を明確にしたり解決したりするために使われます。

ものごとを考える際にはあれこれと考えるよりも枠組みを決めて進めたほうが無駄がなく効率的です。
なおかつ有効性が高く解決をしやすいためにフレームワークは用いられます。
知っておくと問題解決でとても役立つのでいくつかのフレームワークを頭に入れておきましょう。

フレームワークは一つではありません。
いくつかの方法あり、物事によって合うものが違います。
そこでいくつかのフレームワークを頭に入れておくと自分の状況にぴったりのものを選んで取り組むことができるのです。

5W1H

5W1Hはフレームワークの基礎となるものです。
5つのWと1つのHで構成をしています。

5つのWはWhen(いつ)、Where(どこ)、Who(誰)、What(何)、Why(なぜ)、を意味し、1つのHはHow(どのように)を意味する言葉です。
情報を伝達したり共有したりするときにこの6つのエッセンスを入れることによって漏れなく情報を伝えられるようになります。

また問題解決もこの6つを考えることで課題を発見したり解決する手助けになったりするものです。
物事を考えるときにこのエッセンスを必ず抽出する習慣をつけるとうまく考えられるようになります。

PDCA

PDCAもとても有名なフレームワークです。
「Plan(計画)」、「Do(実行)」、「Check(評価)」、「Action(改善)」の4つの頭文字を取っており、問題の計画から改善までを一つのサイクルとして繰り返し回していくことで計画の完成度を高めていきます。

一度PDCAを回したら終わりではありません。
最後の改善評価をしたら改善点を洗い出して次の計画を始めて繰り返していくことで計画をブラッシュアップするのです。

ロジックツリー

ロジックツリーは日本語に直訳すると論理の木です。
上位概念を下位の概念に分解をしていく様子が気の枝分かれに見えることからこの名前が付けられています。

方法としては主題を設け、そのためにできることを2つに分け、さらにそれぞれを分解し続けて主題に対してとることのできる方法を明確にして行くというものです。
最終的に細かくタスクを分解することによって行うべきタスクを明確にして洗いだしていきます。

MECE(ミーシー)

MECE(ミーシー)はMutually Exclusive and Collective Exhaustiveの略語です。
ミーシー以外にもミッシーと発音されることもあります。
世界最強といわれているコンサルティング会社であるマッキンゼー・アンド・カンパニーが開発した不可欠条件の問題解決手法です。

ミーシーはチェックすると漏れなく、ダブりなくという意味で枝分かれした項目がすべてを網羅していくか吟味をしていきます。
さらに項目にダブりがないかも確認する手法です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です