目的を明確に決めている
あなたは自分で行動力がある方だと思いますか?
何かを始めたい、思ってはみたものの、なかなか行動に移せずに結局何もしないまま終わったという経験がある人も少なくないでしょう。
行動力がある人は、まずアクションを起こす前に、目的を明確にしてから動くというマインドがあります。
「今の自分の能力はどれくらいで、どのような状況に置かれていて、将来はこうなっていたい」という、客観的、かつ具体的ではっきりとした目的や目標を決めておくことで、行動に移しやすくしているのです。
何か新しい趣味を始めるにしても、「とりあえずなんか始めたいし」ではなく、「この分野のスキルがアップすれば、将来的にあの業界の就活に有利になる」というように具体的に決めることが行動力に繋がるのです。
強制的な環境をつくる
どうしてもせざるを得ない状況になれば、重い腰を上げることになります。
つまり、強制的に、しなければいけない環境を作ることで実行に移すという方法です。
例えばダイエットを始めたいけれど、なんだかんだ理由をつけて「明日から」を何ヶ月も続けているとしましょう。
これではいつまでたってもダイエットは実行されることはありません。
そこでお金を払ってジムに入会、それだけではなくパーソナルトレーナーをつけて3ヶ月は拘束される環境に置いてしまうのです。
安くない出費をしてまで入会し、さらにトレーナーをつけてしまったのですから、通わないワケにはいきませんし、結果を出さなければお金をドブに捨てる結果になると必死に頑張ります。
ここまで極端ではなくても、方法としては、勉強している専門分野の中でも厳しいと言われるゼミに入る、周りに「これを実行します」と宣言して回る、など、後には引けなくなるようにする手段がおすすめです。
動かない時のリスクを考えている
再びダイエットの話を例えに出すと、ダイエットもせず、このまま暴飲暴食を続けていると、体重が増えるだけではなく、糖尿病や脂質異常症、高血圧などの生活習慣病のリスクが高まると考えます。
さらに悪化して、動脈硬化、心疾患などを引き起こすと、寝たきりになって、誰も看病してくれる人もいなければお金もない、どうすることもできなくなる、と考えてみましょう。
いかがですか?現実的なリスクを考えてみると、食生活の見直しを余儀なくされます。
このように、行動をしなかったことへのリスクを念頭に置くと、それを回避するために動こうという原動力にしているのです。
「今行動しなくては就職浪人になる」「学生の間にしなければ社会人ではできなくなる」というように、具体的なリスクとその対策を考えてみると、比較的行動しやすくなると思います。